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朝から暑い日が差し、今年の盆中は檀家廻りの時も非常に苦しかったです。施餓鬼の朝も同じ日差しが降り注いでおりました。 |
8月1日より地獄の釜が開き、三界萬霊のお位牌に仏が集まり始めます。今日はその霊に功徳を施す「施餓鬼会」であります。ミソハギ、てんこ盛りのご飯(しいぼっく)洗米と茄子、水を供え施しをしていきます。 |
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今年は新コロナウイルス対策のため、いつも助法をして下さる横田の三浦住職も遠慮頂き、息子の義輝と二人で諸法をしてまいります。 |
お施主様も密を避け、間隔をとりながらしかも換気を良くして大きな扇風機をかけ、同じ方向へ風を送ります。 |
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お施主様以外の方々もお参り頂けるように、今年は外のろうそく立ての手前に、焼香台も朝から墓参りの際にもして頂けるように5時から設置しました。 |
施餓鬼の時間にお上がりできないので、お檀家様は朝、花を入れ替え、早くからお見えになっていました。 |
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10時開式。いつもと違った流れを説明致します。 |
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開式。過分な演出はなく、しかし、基本に帰った法要で本尊前の供養を致しました。 |
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妙鉢は息子義輝の配役で。 |
棚前の所作をその後私・住職が致します。 |
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新仏の施主様からお名前を呼び始めます。その後、すべての地区のお檀家様、信者様のお名前と供養する仏さまのお名前を読みあげます。 |
施主様が順に焼香を致します。 |
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法要が安房理、施主様に少々御法話をさせて頂きました。 |
午後0時30分。見立て地区の世話人さんが塔婆を取り来てくださいました。この地区は、各世話人さんが一軒一軒塔婆を配ってくださることになっています。 |
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13時、いよいよ東地区・中宿・下宿・鯨地区の方々の時間になり、塔婆配布を一人一人手渡しで行わせて頂きました。 |
密を避け、流れ作業でスムーズに行われました。ほとんどの皆さんが協力的で「便り」を良く理解し、時間に来てくださいました。 |
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また、その時間に都合の悪い方については、お電話までいただき、翌日おいでになる連絡等を頂きました。 |